服薬。
☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
通常学級で学んでいます。
☆ ぼん :小6兄
長いお休みの間に。
ちいたんは、不注意や多動傾向を緩和する薬の服用を始めました。
ちいたん自身も。
薬を飲むことには抵抗がありました。
薬は「病気の時、具合の悪い時、痛い時に飲むもの。」という認識ですから。
集中力が途切れて学習内容を聞き逃してしまうことも。
声かけなしではプリントに取り組めないことも。
興味が向かないとマイワールドに行ってしまうことも。
学校から帰宅すると家の中をバタバタ走り回ってしまうことも。
ちいたんにとっては不具合でもなんでもなく、ごく普通のこと。
配慮のある「守られた環境」が、これからもずっと続くのであれば。
これからもちいたんは薬を飲まずに今のままでいられるのだよな・・・・と。
ちいたんの言葉から感じさせられました。
ぐるぐる悩みましたが。
ちいたんをひとりの個人として尊重して、立ち止まって、考えてきたパパと自分自身の今の判断を大事にしようと思いました。
私からは、ちいたんに上手く伝えられないので、主治医の先生から、ちいたんに説明してもらいました。
「お薬は飲みたくない。」というちいたんの気持ちに共感することしかできない中でしたが、服薬を開始しました。
この薬。
主治医から、「数ヶ月かけてじわじわ変化が出てくる感じ。」と言われていたその通りで。
飲んですぐはっきりとした効果が感じ取れるような薬ではなさそうです。
ちいたんの小さな変化を感じても、「ん?これって薬の作用なのかしら・・・?」といった具合で。
さぐりさぐりの薬・・?という印象です。
ちいたんのいろいろな成長の様子を今後もぼちぼち書いていこうと思いますが。
その成長の様子というのは。
★服薬によるものなのか?
★療育の効果が出てきているのか?
★年齢的な成長によるものなのか?
私にはわからないですし、全てが相乗的に合わさって変化としてあらわれていることもあるのだろうと思います。
それなので、「薬の効果や副作用」という視点から私が語れることは何もありません。
これまでと変わらずに、ちいたんの成長の様子を見て、私が感じたことを、覚え書きとして書き留めていこうと思います。