顔と名前が一致しない問題に切り込む。
☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
通常学級で学んでいます。
☆ ぼん :小6兄
ちいたんはクラスメイトでも。
・・・顔と名前がなかなか一致しないです。
それなので、年度はじめに、先生にクラスの集合写真に記名してもらって。
家で折に触れて活用しています。
そして、ようやっと二学期末・・今頃に。
なんとなく全員が繋がり始める・・そんな様子です。
そして、ちいたんの学校は毎年クラス替えがあるので。
覚えてもまたクラス替えで、ふりだしです(笑)。
年度はじめは、だいたい。
とにかくもやっとします。
学校のこともちいたんからはまったく伝わってこないので、もやもやが募りますが。
相手の子も、昨日あんなに笑って楽しく帰ってきたのに。
次の日ちいたんに会っても名前覚えてないわけですから・・(笑)。
気分良くないですよね。
ちいたんとしても仕方ないことで。
私も「仕方ないじゃん。」と思っても。
どうしてもそういったところが、人間関係の希薄さに繋がってしまうよなぁ・・と。
ちいたんの生きづらさを思います。
でも、年度はじまってしばらくして、先生からの記名入り写真を手にすると。
写真があると、単に名前を覚えるだけじゃなくて。
そのエピソードと一緒に相手の名前を覚えるので、相手の印象がより記憶にとどまるようにも思います。
そして、ちいたんの学校の話も少し具体的に広がって。
ちいたんの学校での様子が、私にも少し想像できたりして、もやもやがだいぶ減少します。
逆に、これがないと学校の様子全く見えませんし。
また、これがあっても。
ちいたん的に関わりのない子や静かな子の名前は、覚えないまま一年間過ぎていくこともある様子ですが。
学校ならばなんとかそれでも先生もいるし、クラスメイトもちいたんの特性を少しずつわかってくれたり。
相手になんとか許容されながら過ごせると思うのですが。
(クラスの環境によったら、いじめにつながったりする可能性も十分に考えられますが・・ちいたんは今のところは許容されているようです。)
結果的に、クラス替えでふりだしだから。
とにかく不毛感がはんぱないです・・。
先日、ぼんの習い事の関係で、幼稚園の頃まではちいたんも週に2・3回は会って遊んだりしていたママ友と、久しぶりにちいたんが会ったのです。
その時にたまたま私がそばにいなくて。
そしたら、そのママ友が後日(笑)。
ごめんよー(笑)。
ちいたんのことは「ちょっとのんびり。」ってことは少しは話しているのですけど。
そもそもぼんの習い事の繋がりなので、ちいたんの突っ込んだ話を聞いてもらうには、絶妙に微妙な関係性です(笑)。
笑い飛ばしてくれるのが救いです。
こういう時。
・・・ベジータのめがね的なあれ?
なんか?!
記憶が曖昧なんですけど。
一年前くらいにテレビでベジータのめがねみたいなのが作られはじめてるって聞いたんです?!
もちろん戦闘能力の判別じゃなくて(笑)。
相手が誰だかわかるようになるって。
顔認証があるんだから、あのめがねが現実になるって、なんか信じられる。
あれがあれば、ちいたんだいぶ楽になる。
そもそも「〇〇ちゃん」が難しいのに。
「〇〇ちゃんのママ」なんて・・果てしないです・・(笑)。
お手上げです(笑)。
発達障害の人の中には、顔と名前が一致しなくて、一見すると失礼に見えちゃう人がいるらしいから!
ちょっと容赦してやってねー!
って世界中の人に周知したいし。
ベジータのめがね的なものを開発してる人の発明の物語を朝ドラでやって、「顔と名前が一致しない人もいるらしいぞ。」って日本全国津々浦々までなんとかして知らしめて欲しい。
ちいたんにとっては、努力してもできないことなのに。
世の中の当たり前とされていることが日常に多すぎて、消耗します。
助けてー!!!