オレッチ、応用し始める。
☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
通常学級で学んでいます。
☆ ぼん :小6兄
ぼんは、自分のことを呼ぶときに。
そんな風に使い分けているようです。
家族の前では「オレ」って言うのが恥ずかしくて。
友だちの前では「ぼん」って言うのが恥ずかしいような?感じです(笑)。
まだまだかわいい年ごろです。
ちいたんは、ABAを始めた当時。
写真を見ながら、自分のことを「ちいたん」って覚えて言えるようになって、とてもかわいかったし、うれしかったのですが。
1年生になる前に、ABAの先生と相談して、「学校での呼び方で統一して「ぼく」にしましょう。」ということで。
プロンプトし続けて、「ぼく」が定着しました。
そして2年生になって。
ちいたんが自分から「オレ」って言い始めました。
すると、しばらくして。
アニメとかの影響?だと思いますが(笑)。
突然、オレサマ期が到来しました。
そしてまた、しばらくすると。
「オレッチ」(笑)。
「ぼく」と「オレ」の間な感じ。
ちいたんらしくて、ちょうどいいです(笑)。
ABAで教えたのは「ちいたん」と「ぼく」の2パターンだけ。
2年生になって、自分の「ちょうどいい呼び方」を、周囲の影響を受けながら、自分ひとりで探るちいたんを見て。
小さかったちいたんからは全く想像もつかなかった、「その時々に合わせてパターンを応用する。」という姿が、垣間見れたように思いました。