ひびあるく

自閉症スペクトラム小4息子と家族の日々の歩み

命吹き込みがち。


 ☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
       通常学級で学んでいます。
 ☆ ぼん :小6兄
 

 

小5ぼんと、小2自閉症スペクトラムちいたんは、ふたりとも、あらゆるものに命吹き込みがちです。

 

 

ぼんは、幼稚園の時に愛車とのお別れで、号泣。

 

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保育園の送迎や、ちょっと遠くの公園に行ったり、習い事に通ったり。

ぼんとはいろんな所に車でおでかけしてたから、すごく愛着があったようです。

お別れした後も。

「あの車は今どこにいるかなぁ。次に乗る人はどんな人かなぁ。大事にして欲しいなぁ。」

気持ちを切り替えて、愛車の次の人生を思いやるぼんでした。

 

 

ちいたんも最近、身近なものへの愛着?が・・すごくて。

結婚して12年になるので、最近家電が軒並みぼろぼろ。

まず、増税前にトースターをとりかえると・・。

 

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トースター捨てないで?

 

更に、増税前に炊飯器もとりかえると・・・。

 

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好きだったの?

涙ぐんでる??

 

そして、さらに。

増税前に電気屋で冷蔵庫売場をチラ見していた私たちの様子から、冷蔵庫との別れを予見したちいたん。

別の部屋から、ちいたんのすすり泣く声が聞こえてきて?

「どうしたの?」って聞きました。

 

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目を真っ赤にして、ワナワナ震えていました。

どうしたことか・・。

そんなに感じてしまうのか・・。

 

ちいたんの愛着には独特のものを感じます。

 

「いつもと違うこと。」「変化すること。」がとっても嫌なのだろう・・と思います。

 

自分から何かを捨てたり、離れたりすることができない・・。

 

いつも変わらないことも大切にしながら、変化を恐れずに軽やかに生きていきたいものですが。

 

都合よくなんて切り替えることができない。

折り合いを付けることができない。

ちいたんの生きづらさですね。