ひびあるく

自閉症スペクトラム小4息子と家族の日々の歩み

特別支援教育のアンテナが張られているということ。


 ☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
       通常学級で学んでいます。
 ☆ ぼん :小6兄
 

 

昨日、担任の先生から夕方に電話をいただきました。

 

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ちいたんは、主治医からの指示もあって、合理的配慮のひとつとして、

 

●席は、集中ができやすい真ん中寄りで、また、周囲のお友だちの動きが目に入りやすい2列目あたり。

 

とお願いしてきたので、担任の先生が活動の都合で一時的に席を変更していることを、報告してくださったのです。

 

事後の報告になったとしても、そこに意識を向けてくださっていることがうれしいです。

それだけで、日々の配慮が見えてきます。
担任の先生を信頼する気持ちが高まりました。

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「真ん中の席の時よりは・・やっぱりぼわーんとしていることがありますけど、声かけていきますので。」

とのことでした。

 

私からは「この席はこの席で、実験的に、今のちいたんがどんな状態になるのか、また様子を教えてください。」とお伝えして電話を切りました。

 

特別支援教育のアンテナが張られていることって、本当にありがたいことです。

 

 

特別支援教育は2007年から実施されているはずなのですが、まだまだ当たり前の環境にはなっていないと感じています。

特別支援教育について何も?どこにも?アンテナを張っていない教育者の方は・・・実際に多くいらっしゃいます。

 

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教育者からの一見励まされるようなこんな言葉は・・。

要注意。

エアーアンテナの可能性大。

要は・・・「何もしません。」という・・。

危険なサイン。