ひびあるく

自閉症スペクトラム小4息子と家族の日々の歩み

理解してくれる人がそばにいること。


 ☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
       通常学級で学んでいます。
 ☆ ぼん :小6兄
 

 
小5のぼんは、学校で図書委員をやっています。


ぼんは学校から時々本を借りてきて、たまにちいたんも一緒に見たりしているので、ちいたんも自分の好きな本を借りてこれないのか聞いてみると。

 

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とのこと。

 

ちいたんの担任の先生談によると、休み時間のちいたんは。

●ひとりで教室の本を読んでいる。

●クラスレクの時は外で遊ぶ。

●ぼんやり(無の状態)している。

●シャドウファイトしている。

●終わらなかった課題をやっている。

・・・といった模様なので。


ぜひ、ちいたんも図書室に行って、本をみたり読んだりできたらいいなぁと思いました。

 

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と。

ちょっと自信なさげだったので、無理強いせず情報としてちいたんに伝えておきました。

 

そして、昨日の木曜、ふたり一緒に帰宅すると。

 

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ぼんも「ちいたんは、ひとりじゃ来れないかも。」と思っていたのでしょう。

ランドセルも下ろさないまま、たくさん報告してくれました。


図書室での2人の姿を思い浮かべ、とても微笑ましくうれしく思いました。

 

学校でひとりではうまく出来なそうな初めてことも、「ぼんがいる。」と思うとできちゃう。


ちいたんのことを理解してくれる人がいてくれることって、ちいたんにとって安心だし、とっても心強いのだなと感じます。

 

ちいたんが新しい世界と繋がるためには、理解してくれる人がいる場所を選ぶことが大事だなと感じます。


新しい世界とまずは繋がれたら・・。


でも、学校には、ちいたんのことを理解してそばにいてくれるなんて都合の良い人はいなくて、日々なんとなく学校を漂っているちいたんなわけです。

なんとも歯がゆいところです。

 

ちいたんに何の本をぼんに借りてきてもらうのか聞きました。

 

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振り返ったちいたんの笑顔からあふれる思いを、大切にしていきたいです。