切り替えのその先を、広げてあげたい。「シャドウファイト」からの「ぴた」。
☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
通常学級で学んでいます。
☆ ぼん :小6兄
前回の「スーパーリバース」の話の続きになります。
ちいたんがひとりでテレビを見ている時はリバースしてもいいことにしていますが、ぼんもテレビを見ている時や、そばにいて「これ以上リバース音無理・・。」と感じる時は、やめてもらうようにしています。
「あと〇回やったらやめようね。」と言うと、ちゃんとやめてくれます。
こういう切り替えがきっちりできるのは、ABA療育の成果だと感じます。
ABA療育は、あきらめず継続してきて、良かったです。
話をもどして。
それで、スーパーリバースをやめると、次は。
家中走り回って、動きが止まりません。
ひとりで黙々と、汗だくで、小声でぶつぶつ言いながら、見えない敵と戦っています。
そこで、少しでもちいたんの遊びを広げようと思い。
絶対に入れてくれません。
マイワールドが落ち着くのでしょう。
ただ、我が家はマンションなので、これも、ある程度やったり、夜8時以降になったら、やめてもらうしかないです。
そして、やることがなくなると。
この最終形のちいたんを見ると、心が痛みます。
数少ないちいたんの好きなことを、好きなだけやらせてあげることができないです・・。
子どもは放っておいても新しい遊びを見つけると思っていましたが、ちいたんは決まった遊び以外をやるのは、初めてのことだから嫌なようです。
新しい遊びがたとえ楽しそうな、ちいたんが好きそうなことであっても、自分から踏み入るのが怖いようです。
なかなか広がらないちいたんの余暇の過ごし方ですが、ゲームも最初はぼんのやるのを見ているだけで全くやろうとしなかった所からの今ですから、少しずつ新しいことも取り入れながら進んでいきたいと思います。