ひびあるく

自閉症スペクトラム小4息子と家族の日々の歩み

「立ち止まって」「イメージできる」こと。


 ☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
       通常学級で学んでいます。
 ☆ ぼん :小6兄
 

 

ちいたん、休校中は、なわとびを続けてきました。

 

 

休校前の寒さ厳しい2月の終わり頃は。

 

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ちいたんがパパと精一杯頑張って、「うしろとび10回続けて飛べた!」といって、家族で喜んだのですが。

 

 

 

 

休校中にぼんとパパと外で練習してたら。

 

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ぼんやパパのアドバイスに耳を傾けることができるようになって。

 

あやとびができるようになったり!?

二重とびの跳び方にチャレンジしてみたり!?

 

 

 

これまでは、小さな小さな小さなステップアップのアドバイスやコツを教えてもらっても。

 

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「ぼくにはちょっと難しいかも・・。」

「ムリムリッ!」

「まだぼくは小さいから、できないよ・・。」

 

 

・・聞く耳を持てないというか。

初めてのことはイメージができないので不安なのでしょう・・。

最初から諦めるので、例え好きそうなことだとしても、何事もすんなりと進むことがなかったのですが。

 

 

 

 

最近は、最初から諦めずに一旦「立ち止まれる」感じ?

 

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一旦「立ち止まって」、自分の頭の中で「イメージして」、チャレンジする様子が見られたのです。

 

 

 

また。

休校中も開所していた放課後デイサービスでは。

 

幼稚園のころからずっと練習してきた逆上がり。

 

踏み込む方の足の位置や。

「ここを蹴るつもりで足を鉄棒よりこっちにやる。」とか。

細かなアドバイスを先生と確認しながらやってみたら・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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できてしまったのです。

母が大騒ぎです(笑)。

 

コツを掴んだその日に5回くらいできて。

次の日にやったらできない・・あるあるですが(笑)。

 

 

 

 

 

 

低緊張のあるちいたんです。

体が反応しなくて、どこに力を入れていいのかわからずに。

ふにゃふにゃとしていて不注意なので、怪我ばかりしていました。

小さな頃からずっと運動の療育を続けてきたわけですが。

 

 

 

これまでのちいたんは、「立ち止まれず」「イメージができなかった」ように思います。

 

 

 

「立ち止まって」「イメージができる」ようになってきたことで。

より見通しが立って。

「それならできるかもしれない。」と心が思えて。

見よう見まねでも、とにかく体を動かせるように準備してきたことが。

 

ちょうど良く、ちいたんの背中を押してくれているように思いました。

 

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「やってみたらできた!」

 

うれしい体験が増えていくといいなと思いました。