プラス思考と引きずる力。①
☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
通常学級で学んでいます。
☆ ぼん :小6兄
ぼんは、一年中よく鼻が詰まっていて。
でも、不思議なことに鼻がよく効くのです。
時々、点鼻薬もらったり吸入して通すこともあるのですが。
進化ではないと思うけど・・(笑)。
なんなら退化(笑)?
でも、超前向きで。
ぼんはなんだか、プラス思考なんです。
1年生の時のぼんのすごく苦いエピソードです・・。
ぼんが1年生の時に、隣の学校から異動してきた担任の男の先生のえこひいき?がひどくて。
できる子だけかわいがる・・?
ぼんは特に運動面でできないことが多かったのが原因か。
ぼんには冷たくて怖かったらしく。
私は、既にちいたんの偏食の課題を抱えていたので。
ぼんの嗅覚過敏についても、「苦手な食べものは嘔吐することもあります。」と、最初に担任に伝えてあったにも関わらず。
給食を食べきれないからと、昼休み居残り給食させて遊ばせなかったり。
でもぼんは昼休み遊びたいから無理して食べて嘔吐してしまうとか。
また、子どもが大好きな給食に年に1回出るかでないかのメロンの日。
その日のおかずが、どうしても食べ切れなくて。
ぼんだけがメロンを食べさせてもらえなかったり・・。
また。
ぼんはお腹もこわしやすく。
急に便意がくることがあって。
それも担任に伝えておいたのに。
授業中に「おなか痛いからトイレ言ってもいいですか?」ってぼんが言ったら。
「休み時間になんで済ませなかったんだ?!」って担任に怒られて行けなかったって。
今思えば、いじめです。
努力でどうにもならないことを、見極められない教師。
子どもの気持ちに寄り添えない人が、なぜ教師になるのだろう。
そんなこともあって、ぼんは日に日に自信をなくして、毎日ビクビク学校に行っていたら。
担任がぼんを雑に扱うからか、クラスメイトにも嫌なこと言われるようになって。
その後も、暗い顔して帰ってくるぼんが心配で、何度か担任に相談したけど。
その担任には全く響かないどころか。
「お母さんが心配しすぎ?」という態度で全ての相談を煙にまくのです。
もうコイツ(もはやコイツ笑)には何も通じないと思いまして、1年生をぼんと耐えて。
さすがに。
2年生は・・・その一番嫌なこと言ってくる子とは、クラスを離してくれるだろうと思ってたら。
・・・2年生もまたその子と同じクラスになっていたのです。
しかも、その担任。
ぼんが2年生になった時には、また別の学校に異動。
1年で次々異動を繰り返すとは。
やばい人だったのかもしれません。
その担任にとって、ぼんの2年生の生活なんてどうでもよかったんだろうなと思うとすごい悔しくて。
表面的には、ぼんを安心させなきゃと振る舞いながら、心の中でその担任への恨み節が止みませんでした。
そしたらぼんが。
・・・我が子ながら。
なんという素敵な考え方ができるんだと感心しました。
まるごと受け止めて前へ。
そして・・・。
嫌なことにばかり目がいってしまう自分を恥じました・・(笑)。
はっとさせられます。
2年生になって。
幸い。
ぼんのいいところを認めてくれる先生が担任になって、ぼんは自分に自信が持てるようになりました。
ぼんの言うとおり。
〇〇君とも仲良くなれたのでした。
プラス思考。
すごく嫌な目にあったのに、自分でいいように持っていくって、すごい力。
ぼんにはその力があって、その力で私のマイナス思考の考え方が広がったりもするわけです(笑)。
でも、私の嫌なこと引きずる力もすごいから・・(笑)。
数年経った今でも、まだ私の中でこれだけ煮えくりかえっているあの担任。
なんであの方は教師になったのか・・?
担任の先生の何気ない日常の指導の姿勢は。
子どもの日々に大きな影響を及ぼすことは間違いないのと。
クラスの雰囲気や友だち関係にも大きく作用するものだと確信しました。
つづく。
すごく引きずります(笑)。