プラス思考と引きずる力。④
☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
通常学級で学んでいます。
☆ ぼん :小6兄
先生も、いろんな方がいて。
中には、先生の過ごした時代や環境などいろいろな遠因から、残念ながら子どもに寄り添えない先生や子どもを中心に置けない先生もいらっしゃるのだと思います。
ぼんのことを伝えても。
ちいたんの発達障害について伝えても。
伝わらない先生には伝わらないのが現実です。
だからそんな中で「今」私ができることは。
そんな先生に当たってしまったら、その先生には期待はせずあきらめて。
子どもが良く変化したことがあったら、それは積極的に先生に伝える努力はしながら。
でも、あまりにも子どもの顔が日々くもっていく時には。
次のクラス替えで「次はあの子には、ちゃんとした先生を配置しないと・・またあのお母さん騒ぎそう・・。」と管理職に少しは考えてもらえるように巻き込んで印象付けます。
感情的ではなく。
できるだけ「冷静に」。
直接担任に伝えると、指導が改善されない上に、ただ壁ができるばかりです。
小学校ならば教頭先生、幼稚園ならば主任の先生など管理職に、子どもの心配な様子を伝えています。
子どもに寄り添えない先生の意識を変えることはできません。
人を変えることなんて絶対にできないのです。
だから、今は、次の担任の先生に精一杯望みをかけるしかないです。
我慢しすぎて何も言わないでいると。
先生が中心にいて、ただただ子どもが充実感を持てない「あきらめ期」を何年も連続して過ごすことにもなりかねないと感じます。
最低でも1年おきぐらいにしてもらわないと、子どもが自分の良さを見失ってしまいます。
また。
百歩譲って。
子ども時代に「世の中にはいろいろな人がいる。」ことをいろいろな担任の先生を通じて感じ取ることも、子どもが今の時代の人生を生き抜くためには必要なことではあるので。
1年間あきらめた分の気持ちはそこにもっていってプラスに消化するしかありません。
本来ならば小さな子どもが知る必要のない理不尽なことなので、どうにかしてこの環境を今すぐにでも変えてあげたいのですが。
こんなやり方が教育だと思っている方には何を伝えても子どもの心は通じないのです。
親はとにかく子どもの話をよく聞いて共感してあげるしかないのです。
子どもの前で親が先生を否定するのも確かにダメなことだし、言葉を選びますが、それによって逆に子どもの言い分を否定することになる場合もあります。
こういう時の親が板挟みですごく大変なこと、全然報道されないけど。
先生だけが大変なんじゃなくて、そういう先生に当たった親は子どもの心を壊さないようにすごく苦慮していると、声を大にして言いたいです。
心の中は煮えたぎっていても、表面的には穏やかに子どもが心の中を話せるように共感してあげます。
怒りは冷静に、管理職へのメッセージとして子どもの言葉を心にしっかり溜め込みます。
でもやっぱり。
本当に何よりも大切で。
教育で当たり前に享受したいことは。
人格が形成される子ども時代に、自分を丸ごと受け止められながらのびのびと成長する経験を積むことだと思うので。
やっぱりその環境をあきらめてばかりではダメですし。
のべつまくなしクレーム入れてたらモンスターペアレント扱いされるだけです。
機を見て「やるときはやる親」でいようと思っています。
子どもに寄り添ってくださる先生がひとりでも多く増えてくださることを願うばかりですが、教員採用の倍率が過去最低だとか・・・。
親も教師が大変なお仕事なことは理解していきたいですし。
先生方も。
いっこうに減らないいじめの問題や、子ども時代に受け止められなかった発達障害の子が引き起こすさまざまな事件の増加の現実を、他人事にしないで。
「子ども時代の子どもの心」を大切に扱って欲しいです。
この話。
全然プラス思考に終われないです(笑)。
もう願うしかないという結末。
夜明けが見えないので終わります。