ひびあるく

自閉症スペクトラム小4息子と家族の日々の歩み

新鮮なワクワク感と親バカの狭間で。


 ☆ちいたん:小3自閉症スペクトラム男子
       通常学級で学んでいます。
 ☆ ぼん :小6兄
 

 

いつもの漢字テストじゃないけど。

 

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漢字多めの「予告なし」のこんな感じのテスト(これは↑答えたしかめ用のシート)。

 

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やっぱり予告なしだと8割には届かないけど。

ワーキングメモリに弱さがありながらも、ちいたんはよく頑張っています。

 

 

それで。

テストの裏面のこちら。

点数は付かないお楽しみ的な?クイズ的な?

「似た漢字」を問うているわけです。

 

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✔の付いている左側の回答欄。

不正解なんですけど。

よく見たら。

 

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「王さまがを持つ。」

 

むむむ!

何らおかしいことはない(笑)!

 

テストは平面の2Dだから、玉かどうかは定かではないし。

王さまが丸をもっていることには違いない(笑)。

私が言葉にすると、いちゃもんですし。

もちろん!

先生に突っ込んだりはしませんよ(笑)!

 

 


今の世の中。

 

空気を読んで望ましい答えを書けるのが一番良いのかもしれないけれど。

 

こういうのを目にした時に。

ちいたんにキラりと光るものを感じたりするのは・・。

ただの親バカなのかしら(笑)?

 

 

だって。

先生や社会に反発してとかじゃなく?

冗談でもなく?

 

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自分なりに考え抜いた上で、この回答を真面目に導き出し、堂々と記入できること!

 

ちいたんが考える姿を想像しただけで愛おしく、いたく感心してしまいました。

 

 

 

もう私には、既に見えてしまった見方でしか世界が見えないけれど。

 

ちいたんは違う見方をしていることを・・ちいたんが小さい頃からずっと感じているのです。

 

最初は正直。

我が子ながら。

「違和感」でしかなかったです。


今は・・と言うと。

ちいたんの言葉や行いが、「心配」であって「新鮮」?

 

未来への漠然とした不安の中に。

いつの頃からか?

小さなワクワクが同居しているような(笑)?

 

 

 

診断を受けて絶望したあの頃には絶対になかった。

未だ説明の付かない一握りの希望?のようなものが、少しずつ背中を押してくれるような私の日々です。

 

 

AIには真似できない?

予測不能

それって・・もしかして、すごいんじゃないかしら?

 

 

そんな「新鮮さ」や「ワクワク感」こそが。

私がここにちいたんのことを書く理由かもしれませんね。

 

 

ただの親バカ説も・・濃厚なんですけどね(笑)。